マリノスのゴール裏とエスパニョールのクルヴァが週末の居場所。 そんなノブの日記です。 まずは自己紹介をどうぞ!


by nobu_marinos1972
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Jornada34 RCD Mallorca×RCD Espanyol

リーガエスパニョーラ第34節
マジョルカ×エスパニョール レポート

c0017163_151060.jpg 今日の試合はぺリコ(エスパニョールファンの総称)たちにとって特別な日である。

 ちょうど1年ほど前の5月16日、残留を争っていたエスパニョールは、ここサン・モイシュに乗り込みマジョルカに粉砕(4-2)された。そして、マジョルカのファンはぺリコに向け「A Segunda! A Segunda!(2部に落ちろ!2部に落ちろ!)」と浴びせ続けた。
 その日、ぺリコたちは唇を噛み、復讐を心に誓った。

 復讐の時は思ったよりも早く訪れた。現在エスパニョールはチャンピオンズリーグ出場圏内の4位。対するマジョルカは残留圏内の18位に沈み、既に来シーズンのためにマジョルカBから若手を試し始めている。
 
 駐車場からスタジアムへ向かう道中、マジョルカのユニフォームを着込んだおばさんがアルベルトの前を通り過ぎた。
「今年はお前らが2部に落ちる番だ!」と叫ぶアルベルトの傍らには、叫んでいる言葉と同じ意味の「Este anyo os vais a Segunda」と書かれた横断幕を携えている。
c0017163_23323169.jpg
c0017163_23314988.jpg
 入場後は横断幕を取り付ける。しかし、アルベルトの横断幕は「書かれていることが危険」ということで警官に取り上げられてしまった。(後ろの二人は下部組織の試合を見に行くと必ず会う二人です。)
c0017163_23363972.jpg
 金網で囲まれたアウェー専用ゾーンには、400人ものぺリコが集まった。その多くはバルセロナからフェリーで8時間かけ、このマジョルカ島に乗り込んできたそうだ。バルセロナとは違った強い日差しを受けながら「Adios a primera adios! Adios a primera adios!(1部よさようなら!1部よさようなら!)」とマジョルキン(マジョルカの民)を煽り、テンションを上げる。
 実は、エスパニョールはマジョルカで過去17回試合をして(2部を含む)2度(61-62、99-00シーズン)しか勝っていない。我々の声援で3度目の勝利を手繰り寄せるのだ。

c0017163_0494987.jpg WOWOWで放送があったそうなので、短めに行きます。
 今日のスタメンはボランチのイトが直前に怪我で離脱(今季絶望)したために、写真のアレックスとアルベルトのお兄ちゃんの友達ソルデビージャのコンビ。その他は特に真新しい点はない。
 試合序盤から攻勢に出るエスパニョール。そのポジティブな流れから、今日左サイドバックに入ったイバーラのゴラッソが生まれた。「A Segunda!!」ぺリコのテンションは頂点へ...。

c0017163_0592759.jpg しかし、時間の経過と共に徐々に流れはマジョルカへ。写真のタムードも10番マキシも思うようにプレーできない。いくつか危険なシーンが生まれたものの、キーパーカメニと強運で前半はなんとか1点リードで折り返した。

 後半に入っても流れはマジョルカ。そして、後半開始から5分が経過した時、マジョルカのセンタリングが大外に流れたところにいたフリーのカンパノに決められ同点。ピッチの選手たちも、スタンドのぺリコたちもこれで一気に意気消沈。

c0017163_161915.jpg さらに5分後にはマジョルカのエース、ルイス・ガルシアともつれた、写真のロポに1発レッドの判定。月曜日の夜に有料テレビCanal+の『El dia despues』というリーガの番組でもこのシーンを取り上げていたが、ルイス・ガルシアにしてやられたというシーンだった。怒りが治まらないロポは怒鳴り散らし、仲間に促されてようやくピッチを後にした。

c0017163_1201890.jpg これで境地に立たされたエスパニョールは、まったく動けないチームに活を入れるためにコロ、攻撃のタクトを振るうデラペニャに代え、写真のフレッドソン・カマラを投入。しかし、いずれも打開策とはならなかった。

c0017163_1251253.jpg 逆にマジョルカはフレッドソンと同じ時に投入した写真のアランゴが決定的な2点目を決めた。
 彼はセビージャ戦でハビ・ナバーロに肘打ちを食らい、生死の淵を彷徨う大怪我を負いながらもようやくこの試合で復帰を果たしたのだった。サン・モイシュは彼の復帰ゴールを祝うと共に、1年前のようにぺリコに向けて罵声を浴びせ始めた。

 もはやエスパニョールにはなす術がなかった。百戦錬磨のDFの柱ポチェッティーノは相手の若手とやり合い、攻撃陣は沈黙。
 80分には最初の失点と同じような形で再びカンパノに決められ3点目を献上。終了間際にマキシが1点を返したものの、時すでに遅し。3-2での敗戦となった。

 試合後のアルベルトは荒れた。地元民とやり合い、二人でバルに繰り出しバルサのゲームを見ていたときも愚痴をこぼし合った。
 次節はホームに降格濃厚なヌマンシアを迎える。もう今日のような思いはしたくはない。
[PR]
by nobu_marinos1972 | 2005-05-01 23:59 | ●RCD Espanyol