マリノスのゴール裏とエスパニョールのクルヴァが週末の居場所。 そんなノブの日記です。 まずは自己紹介をどうぞ!


by nobu_marinos1972
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Jornada38 RCD Espanyol×Athletic Bilbao

リーガ・エスパニョーラ最終節
エスパニョール×ビルバオ レポート
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 太陽が沈み、真夏のようだった一日に涼しさが訪れる。
 試合開始数分前からクルバはぺリコで埋め尽くされ、もはや通路と席の区別がつかなくなっていた。ここのところ2年続けて降格の危機に瀕していたエスパニョールを支え続けたぺリコは久々のヨーロッパ出場を夢見て絶え間なく歌う。

ARRIBA! ARRIBA ARRIBA!(もっと、もっと高くへ)
ARRIBA ESPANYOL CAMPEON.(エスパニョールをチャンピオンへ)
ESTE AÑO EN EUROPA(今年はヨーロッパ)
ESTE AÑO EN EUROPA(今年はヨーロッパ)
Y EL QUE VIENE CAMPEON!(来年はチャンピオン!)

 この試合の雰囲気は異様であり、それは最高だった。クルバは歌い、跳び続け、時にはバックスタンドまでも跳んだ。そして、ウェーブが素晴らしい応援の火をつけることを初めて知った。

c0017163_8195421.jpg ホームの大声援を受け、開始から積極的に仕掛けたエスパニョールに先制点が生まれるのは時間の問題だった。
 33分、マキシがオフサイドラインをギリギリで抜けてキーパーと1対1。しかし彼は自身初となる1シーズン16ゴール目を狙わず、キーパーを誘っておいてパス。そのパスを無人のゴールに突き刺したのは、今シーズン初先発のトニ・べラマサンだった。
 今シーズンの大半を怪我で棒に振ったものの、バレンシア戦での奇跡の同点ゴール、オサスナ戦での幻の決勝ゴールなど、ここ3試合の貢献は計り知れない。ベテランがベテランらしくまたしても存在意義を魅せつけた。

c0017163_8303236.jpg そして追加点は後半開始すぐ。デラペニャのコーナーキックからだった。センターバックのロポが中央で強烈に合わせたボールは文字通りネットに突き刺さり、長らくこのロポとセンターバックのコンビを組み、この試合を最後にエスパニョールを離れるソルデビージャが真っ先に飛びついて喜びを爆発させた。

 後はビルバオの反撃を危なげなく食い止め続けた。ビルバオはスペイン代表の左サイドバック、デル・オルノや司令塔のジェステを欠き、1月のエスパニョール戦でデビューした期待の若手ジョレンテも、気合の入ったソルデビージャの前に沈黙。唯一バルサ移籍の決まったエスケロが奮闘したが、野次のネタになるだけであった。

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 そして試合終了と共にぺリコがピッチになだれ込む。いや、正確には試合終了前からだ。アナウンスが何度も「入るな」と警告してもぺリコの耳には届かない。最終節で残留を決めた昨シーズンに続き、もはやお馴染みとなった光景だ。ゴールは倒壊し、ネットは引きちぎられ、コーナーフラッグを持って疾走する者もいた。


 昨年の8月から始まった長い戦いが終わった。失った勝ち点。拾った勝ち点。いろんな試合があってここまで来た。シーズンが終わるのは寂しい。だがもっと寂しいのは、もうこのメンバーで試合をすることは2度とないという事だ。多くの選手がこの試合を最後にクラブを離れるという。
 果たして来シーズン、エスパニョールがどんなメンバーでヨーロッパとリーガを戦うのかは想像がつかない。ただ今はこの喜びに浸ろう。

 Ole ole ole,ole ole ole ola.
 Ole ole ole ,cada dia te quiero mas.
 Oh Espanyol, es un sentimiento.
 No puedo parar.

 ありがとうエスパニョール。
 君のおかげで素晴らしい仲間達と出会うことが出来た。
 来シーズンもその先もずっと君と共に。
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by nobu_marinos1972 | 2005-05-30 23:47 | ●RCD Espanyol